LYRIC

緑を恵んだ 遥かな森は
爪痕 隠して 静かにそよぐ
鎮守を 奉った 樹木は
時の中で 祈りを忘れて
沈黙のその大地は
シグナルを出し続けて
今 救いを求めていた
ただ君だけが気付いて
その声を枯らしてでも
まだ 叫び続けてた
祈りの言葉を

命を恵んだ 遥かな海は
それでも呼吸を 絶やさず揺れる
産まれて 育み 営み
時と共に 形が薄れて
沈黙のその大地は
シグナルを出し続けて
今 救いを求めていた
ただ君だけが気付いて
その声を枯らしてでも
まだ 叫び続けてた
身動きも取れないまま
ノイズを振り払うみたいに
大地はもがいていた
ただ君だけが気付いて
ほかには誰も気付かないまま
通り過ぎていた
祈りの言葉を
祈りの呼吸を

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