LYRIC

ほこりに埋もれながら
萎びてた呼び名に
不意を付かれた僕は
一瞬 息を詰まらせた
テレビに映る僕を一生懸命 話す君
通い慣れたコンビニで
照れながら立ち話
消化してゆく日々に
片寄りがちだった僕は
君の笑顔に出会い こう思えた
喜びに溢れる朝も
悲しみに濡れる夜も
僕達がそう 生きているからこそ
起こりうる奇跡
「じゃあ またね」って
言葉に淋しさ感じながら
消してく背中 見つめる
まるで子供のように
懐かしい再会で
タイムトラベルした僕は
お似合いだとは言い難い
自転車で街に出る
やわらかな風が頬を
掠めていく度に
思い出が 幾度も微笑んでくれる
たとえば 夏祭りの夜
輪投げや金魚すくいを
父親の手に引かれながら
ハシャイでたあの頃
卒業の日の公園で桜と並ぶ僕に
母親が見せた
温かくて優しいあの涙
通り過ぎた過去へは
二度と戻れるはずないと
自分に言い聞かせてきたけど
そんなことはないんだ
自分の中の自分を愛して
強く信じてあげれば 誰にでも

喜びに溢れる朝も
悲しみに濡れる夜も
僕達がそう 生きているからこそ
起こりうる奇跡
ある晴れた日の昼下がり
何気に歩く道では
小さくも たくましく咲く
強い花に会いました
この感動の1つ1つを
胸のカプセルに込めよう
すべては僕達がそう
生きているからこそ
起こりうる奇跡

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Admin

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