LYRIC

暗い闇の中 ひとつ浮かぶ風船
風に舞い上がる 欲望は自由
たどり着けなくて
割れて海に落ちたら
やがてその夢は 眠る貝になる
そっと吹きかけた その空気達
隠し通せない 想いに染められ
高く飛び立って 争っている
誰がいちばんに 届くか
波に浮かぶ かけらになっても
戻ることの できない場所でも
空へ空へ 近づこうとする
そしていつかあなたに帰るでしょう
雲にまぎれては 消える白い風船
だけど夜ならば それも月になる
休むことさえも ない毎日は
道をとることも ままならないけど
いつかいつの日か 楽しめるなら
こんな日常を 見下ろす
海の底の 魚に食べられ
雨に打たれ くだけ散るときも
離すその手 覚えているから
きっといつかあなたに帰るでしょう

またひとつ 空に飛ぶ
新しい 風船が
毎日の たいくつと
やすらぎを ひきかえ
波に浮かぶ かけらになっても
戻ることの できない場所でも
空へ空へ 近づこうとする
そしていつか あなたに帰るの
海の底の 魚に食べられ
雨に打たれ くだけ散るときも
離すその手 覚えているから
きっといつかあなたに帰るでしょう

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