LYRIC

真っ赤な空の下で耳を塞いでいた
消える命に何も感じなくなって
苦しいほどにこの胸は
確かに痛むのに
悲しい顔がわからない
焼き尽くされた
大地の上で立ち尽くした
何が正義で悪かなんてどうでもいい
大切だったささやかな
温もりも奪われ
怒りさえも失って
もう眠りたいけれど
声が聞こえるから 君を探している
毒の雨に全てが流される前に
笑顔でまた逢えるさ
あの場所でなら
悲劇が終わるときに
答えが見えるから

二人で見た遥かな輝いた未来は
決してこんな荒れ果てた
景色じゃないはずで
声が聞こえるから 君を探している
毒の雨に全てが流される前に
君が必要なんだ 闇を照らすには
壊れそうな身体が求めているんだ
笑顔でまた逢えるさ あの丘でなら
きっとこの雨が雪に
変わっていく季節に

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